レアル・マドリードがオサスナと引き分け ベリンガムが退場

レアルが敵地で勝ち点を落とし、ベリンガムの退場で波乱の展開

サッカーのスペイン1部は15日、各地で試合が行われ、首位のレアル・マドリードは敵地でオサスナと1─1で引き分けた。写真右は退場処分となったレアルのジュード・ベリンガム。(2025年 ロイター/Vincent West)
サッカーのスペイン1部は15日、各地で試合が行われ、首位のレアル・マドリードは敵地でオサスナと1─1で引き分けた。写真右は退場処分となったレアルのジュード・ベリンガム。(2025年 ロイター/Vincent West)

スペイン1部リーグは2月15日に各地で試合が行われ、首位レアル・マドリードは敵地でオサスナと1-1で引き分けた。レアルは前半15分、キリアン・エムバペのゴールで先制。しかし、ビニシウス・ジュニオールらが追加点を決められず、試合は接戦のまま進んだ。

判定を巡る抗議が続出 アンチェロッティ監督も警告

試合の緊張感が高まる中、レアルの選手やベンチは主審の判定に何度も抗議。カルロ・アンチェロッティ監督は、ビニシウスやジュード・ベリンガムへのファウルがPKとならなかったことに不満を示し、前半21分にイエローカードを受けた。

さらに、前半39分にはベリンガムが抗議を続けたことで一発退場となり、レアルは数的不利に陥った。

VAR判定でPK献上 勝ち点2を落とす

後半13分には、エドゥアルド・カマビンガがオサスナのアンテ・ブディミルの足を踏んだとして、VARでPKが与えられた。このPKをブディミルが決め、試合は1-1に。レアルは勝ち越しのチャンスを作るも、ゴールを奪えず、貴重な勝ち点2を落とした。

ベリンガム「主審を侮辱していない」

退場処分を受けたベリンガムは試合後、「詳細は明かさないが、私は主審を侮辱していない。誤解だったので映像を確認してほしい。ただ、チームにはとにかく謝罪したい」とコメントした。

2位アトレチコが迫る

同日、アトレチコ・マドリードはセルタと、ビリャレアルはバレンシアとそれぞれ1-1で引き分け。レガネスとアラベスの試合も3-3のドローとなった。

これでリーグ戦24試合を消化したレアル・マドリードは勝ち点51。一方、2位のアトレチコ・マドリードが勝ち点50と、その差はわずか1ポイントに縮まっている。

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